Love of Home

10月31日はハロウィーン。今年もこの楽しいお祭りのために、準備をはじめる時期がやってきました。「えっ!そんなに前から!?」と驚かれることも多いのですが、我が家のハロウィーンの様子を話すと誰もが納得。子どもたちが小さいときが最盛期で、最近は規模が小さくなりましたが、それでも毎年欠かすことのないイベントなのです。
そもそもハロウィーンとはキリスト教の諸聖人の祝日の前夜祭で、古代ケルトの秋の収穫をよろこび、悪霊を追い出す行事が起源とされます。悪霊を怖がらせて追い払うために、お化けや魔女に仮装したり、飾りつけをしたりするというわけです。
私も子どもが幼いころ、玄関にカボチャのお化けの提灯「ジャック・オ・ランタン」を飾るなど、ささやかな感じではじめたのですが、年々楽しくなってきて装飾がエスカレート! 家の玄関のポーチに落ち葉を敷き詰め、カボチャのお化けを置き、壁からは蜘蛛の巣を張り巡らせて、私も魔女の姿に。仮装した近所の子どもたちが「trick or treat (お菓子をくれないといたずらするよ)」とやって来ると、「Happy Halloween!」と言ってお菓子を手渡します。
大きい2つは私の、他3つは子どもたちの作品です。
根が凝り性でサプライズが大好きなので「今年はどうやってみんなを驚かそう」と考えるのが楽しいのです。お菓子も大きな段ボール3箱分用意していた時期もありました。毎年、熱中していると、気がつかないうちに近所でも有名な家になってしまったようで、ある年は、大勢の子どもたちがやって来すぎて、大騒ぎになったことも今となっては懐かしい思い出です。
今は亡きモネちゃんも、ハロウィーンの準備を楽しんでいました。
子どもが大きくなった今は、大掛かりな飾り付けはしていませんが、ハロウィーンの2日前になるとカボチャのお化けの提灯「ジャック・オ・ランタン」をつくって、夜はキャンドルを灯します。
西洋カボチャは外資系のスーパーで売っているほか、最近はお花屋さんでも見かけるようになりました。内側の実と種を取って、顔の形や好きなデザインに皮をくり抜くときには、ふつうのスプーンやナイフでも可能ですが、のこぎり刃のカッターや大きなヘラなどが入ったハロウィーンのカボチャのための工具セットも販売されているので、それを利用すると簡単です。