インドネシアのトゥガナン村でつくられるアタの籠を使い始めて、もう30年くらいが経ちます。アタはインドネシアに自生するシダ科の植物。艶やかな飴色と独特の香りは、籠を編んで天日干しによる乾燥のあと、ココナッツの実で燻しているから。天然の防虫・防カビ効果がもたらされます。
マイ・ファースト・アタは、ランドリーバスケット用として購入した大きめの籠。蓋付きのものは、マニキュアや化粧品を入れてコスメボックスとして、または、通帳などを入れる貴重品入れとして使っています。子どもの文房具を入れる箱もアタですし、テレビやオーディオのリモコンボックスもアタ。気がつけば家中どこでもアタの収納が役立っています。
いろんな形、いろんな大きさがあるので、さまざまな用途を思いつくのがいいですよね。シンプルだからどんなインテリアにも合いますし、もしも、最初に取り入れるとすれば、ランチョンマットやコースターでしょうか。汚れたらササッと洗えるのも重宝します。
手提げがついたタイプは、大きなものはピクニックバスケットに。小ぶりのものは、着物や浴衣と合わせても素敵です。
昔、ペット用に作った大きなアタのバスケットは、うちの犬たちのお気に入りです。