Love of Travel

私が責任編集をつとめる『KAREN's』vol.1(角川 SSCムック)の発売以来、たくさんの反響をいただいています。ありがとうございます! 出版記念のトークイベントやワークショップも開催され、読者の方々から直接、感想を教えていただくことも多く、うれしい毎日です。
旅とライフスタイルをテーマにしたムック『KAREN's』は、全体の構成のラフコンテを私自身が描くことからはじまり、内容、取材先もすべて自分で決めています。記念すべき創刊号の第1特集は「ハワイの休日」。大人が楽しむことができる、今までにない新しいハワイのガイドブックをつくりたくて、観光スポット以外のところをたくさん紹介しました。掲載した場所やお店は、実際に全部私が行って選んだ、おすすめのところばかりです。
日本でもおなじみ「Leonard's Bakery」のマラサダ。
甘酸っぱいリリコイソースがたっぷりとかかった「Moke's Bread&Breakfast」のパンケーキ。
ハワイの歴史と文化が学べる「ビショップミュージアム。」
撮影・取材のためにハワイに飛び立ったのは、今年の1月。年明け早々に出発して、最初の1週間は、スタッフも同行せず、家族だけのプライベートな時間の中で撮影を行いました。
ある日は、久しぶりに、レンタカーを借りて、ドライブをしながら美しいビーチめぐりへ。夫・上田義彦が海の風景写真を撮影したビュースポットも誌面に紹介しています。巻頭に、私が海の上で仰向けになって浮かんでいる写真があるのですが、優雅に見えても体をまっすぐにして浮くのは、もちろん簡単ではなく、波にのまれそうになりながら撮ってもらったミラクルショットです。

"天国の海"と呼ばれる「ラニカイ・ビーチ」。
ラニカイ・ビーチの砂浜でビーチで寝そべる私の顔のアップを撮影しているときには、夫がかなりの至近距離でずっと私にカメラを向けていましたから、周りの人から見れば、なんともラブラブな夫婦に映ったはずです。そんな父と母の様子を、我が子どもたちは、ちょっと呆れ顔で遠巻きに見ていたもよう。「早く行こうよー」という声も、撮影中の私たちの耳には届きません(笑)。
ハワイで暮らす日系人の心のよりどころでもある「ハワイ出雲大社」。
海だけでなく、原生林の中を往復2時間かけてトレッキングしたのも楽しい思い出です。ダウンタウンやチャイナタウン、オアフで最も旬の街といわれるカカアコなどの街歩きも新鮮でした。チャイナタウンの近くにはハワイの出雲大社があって、お正月早々、初詣ができたのもよかったです。
迷路のような小さな路地に、ディープな空気が流れるダウンタウンのチャイナタウン。
「カピオラニ公園」の特等席。
通い慣れたハワイですが、たくさんアップデートできた、あっという間の2週間の滞在でした。最新の美味しいお店や素敵な雑貨店もたくさん誌面に紹介しましたので、ハワイの旅を予定されている方は、ぜひ、『KAREN’s』の情報をチェックしてみてくださいね。
カハラのビーチにて。